公益社団法人 伊東市シルバー人材センター

理事長所感

 

第62回総会でのあいさつ

 第62回総会にあたり一言ご挨拶申し上げます。

本日の総会にはお忙しい中、皆様の出席を頂きありがとうございます。ご承知の通り新型コロナウイルス感染予防のため、このような縮小された総会になりました。
来賓の方々をお招きできませんでしたが、日頃のご理解、ご支援に深く感謝いたします。また、この場をかりて行政、発注者の皆様にも厚く御礼申し上げます。

伊東市全体の行事はスポーツ、祭り、文化芸術などほぼ全面的に中止となり誠に残念な事態となっております。また、市内経済も広範囲に打撃を受け低迷しております。
シルバー人材センターとしても新型コロナ感染症の収束と市内経済が一日でも早く立ち直る事を祈念する次第です。

 全国シルバー人材センターは「会員100万人達成計画」第二次運動を展開中です。静岡県はどうかと言いますと、増加センター16、減少センター18で目標の22,993人に達していません。
当センターにおいては、令和元年度実績は612人で、目標を5人下回っていました。しかし、600人を超えたのは7年ぶりです。ご協力ありがとうございました。平成二十九年の572人からスタート、そこから2年間で40人増加になりました。更に、ここ5年間は対前年度割れはしていません。
計画は3年目に入り、令和2年度末には641人を目指します。会員拡大には入会の促進及び退会の抑制に向けた広報活動に積極的に取り組んでまいります。皆さんの協力をお願いいたします。

 少子高齢化は増々進み、労働力不足も深刻になっており、シルバー人材センターへの期待が大きくなってきています。最近の入会動機を見ると「生きがい、社会参加」が最も多く次いで就業を通じて健康維持、同好会等のようです。70歳までの雇用促進が進められている中、昨年の当センターへの入会平均年齢は72.1歳で、66歳〜76歳が67%を占めています。後期高齢者の役割は重要であります。
県下の高齢化率がありました。伊東市は42.3%(7位)とありました。しかし粗入会率は1.8%で18位です。まだまだ勧誘の余地がありそうな気がします。
仲間を増やし、地域への貢献や、社会参加をしましょう。会員拡大の努力は長期にわたり続けることが必要であると思います。

 傷害事故、賠償事故の発生は止まっておりません。安心、安全就業は、シルバーの基幹です。無事故は仕事の原点です。無事故はシルバー事業の品質の一つです。無事故でシルバーのイメージアップをしましょう。
数か月間の自粛生活で体力低下、運動不足になっています。充分なウォーミングをしてください。事故、ケガの防止として体調、健康管理、体力づくりに留意して下さい。又、夏場に向け熱中症、特に車の運転には十分に注意して下さい。

 今年で35周年を迎え先輩諸氏のご尽力に感謝するとともに、更に発展するよう役員、職員、会員、全員で取り組みましょう。終わりに、コロナ感染症対策には油断なく生活してください。

令和2年6月19日

理事長 角谷勝彦

新年のごあいさつ

 新年明けましておめでとうございます。

会員の皆様、ご家族の皆様健やかな新年をお迎えられた事と、心よりお慶び申し上げます。新年を迎え行政各位の皆様、市内の各事業所、家族の皆様にはシルバー人材センターへのご支援、ご理解に役職員一同深く感謝申し上げます。

 国の政策は労働力不足に備え定年及び雇用の延長など、七〇歳までの雇用促進政策を進めております。そんな中、会員も高齢化が進み、会員の確保は非常に難しい時代になりました。生涯現役社会の担い手となり、働きたいと思う高齢者が活躍できる、環境作りがセンターに期待されています。

 全国のシルバー人材センターの、「会員拡大(100万人)達成計画」は三年目に入ります。平成三〇年度から令和六年度までの七年間で、二十七万人増加さえ100万人とする計画です。全国一三〇〇団体余り、各拠点センターに於いても目標に向け取り組んでいます。

本年度の伊東市シルバー人材センターの重点目標は、「会員拡大(100万人)達成計画」とし、新入会員の確保に取り組んでまいります。会員の皆様には日頃よりセンター運営には、ご協力を頂き感謝しておりますが、本年も更なるご協力を宜しくお願い致します。  楽しみはオリンピック、パラリンピックの明るい話題が多いと良いですね。皆様には健康と安全確保に充分留意し、ご多幸の年になりますよう祈念致します。

行政、関係各位の皆様にも更なるご協力とご支援、ご指導をお願い致しまして、新年のご挨拶とさせていただきます。

令和2年1月1日

理事長 角谷勝彦