第67回総会でのあいさつ
本日は、第67回定時総会に多数の会員の皆様にご出席を頂きありがとうございます。 またご来賓の皆様におかれましても、公務ご多忙中のところご臨席を賜り感謝申し上げます。
今後とも引き続きご指導・ご支援をお願い申し上げます。
本日表彰を受けられる10名の皆様には感謝とお礼をこめて表彰状と記念品を贈らせていただきます。今後ともシルバー事業の振興と発展に寄与していただけますよう様にお願い申し上げます。
さて、令和6年度の事業実績は受託事業・派遣事業合計で2億1600万、対前年1.4%増と前年並みに推移致しましたが会員数は40人減と大きく減少致しました。 会員増の施策として、静岡県のシルバー連合会や全シ協との連携を強化し、センターの役割や事業内容等について広く周知していきたいと考えております。
人口減少・少子高齢化が急速に進展する我が国は、高齢化率が既に29.3%と過去最高水準に達しており、2065年には人口の約4割が高齢者になると見込まれるなど、 人生100年時代を迎えた今、地域社会の活力を維持し経済の成長を実現するために、元気で意欲あふれる高齢者がその能力を十分に発揮し、年齢にかかわりなく活躍できる社会を構築していくことが重要な課題となっています。
現在のシルバー人材センターを取り巻く環境は大きな変化にさらされています。 インボイス制度による税負担の増大や、フリーランス新法による契約方法の変更などの対応を求められております。 さらにシルバー事業全体のデジタル化への取り組みも急務となっております。
様々な課題のある中でも、会員の皆様の特性に応じた活躍の場を提供しつつ、その生きがいの充実や健康の保持増進を図り、ひいては地域社会の活性化や医療費・介護費用の削減に貢献するシルバー事業には大きな期待が寄せられております。
最後になりますが会員の皆様・ご来賓の皆様・発注者の皆様の益々のご健康とご活躍を祈念申し上げ、挨拶とさせていただきます。
令和7年6月20日
理事長 太田地行
新年のごあいさつ
新年あけましておめでとうございます。
会員の皆様並びに関係者の皆様方は、健やかに新春をお迎えのこととお慶び申し上げます。
旧年中はシルバー人材センター事業の運営に格別のご理解とご協力を賜り厚くお礼申し上げます。
少子高齢化が進展し、団塊の世代が後期高齢者となる今日、当センターの会員平均年齢も76.5歳となり新規入会者も継続雇用や定年延長により年齢が上がってきています。
しかし、日本老年学会によると高齢者は 以前より心身ともに10歳程度若返っており、労働力の希少性が増す中で、働く高齢者に対し期待は高まる一方です。
このような中で重要課題である会員拡大と就業機会の確保、業務の効率化・合理化に向けた取り組みにこれまで以上の展開を図っていきたいと考えています。
シルバー人材センターを取り巻く環境は大きな変化にさらされています。昨年度はインボイス制度(適格請求書等保存方式)の実施による税負担の増大や、本年秋に施行されたフリーランス新法に伴う契約方法の変更への対応などが求められております。
また会員の皆様への情報発信の強化や利便性の向上を図るための具体的な取り組みの一つとして、スマホを活用した「お知らせ」「就業情報」「配分金の確認」「就業依頼」等、会員向けのデジタルツール「Smile To Smile」を活用したシルバー事業のデジタル化を推進しております。
結びに、当センターの事業運営に対し、関係各位の皆様の更なるご理解を賜りますようお願い申し上げますとともに、皆様にとりましても素晴らしい一年となりますよう心よりお祈り申し上げ、新年の挨拶とさせていただきます。
令和7年1月1日
理事長 太田地行